ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

2015年10月

コウヤボウキ・キッコウハグマが咲き始めました。
この花たちが咲くと、秋本番に突入です。

キッコウハグマ:キク科モミジハグマ属
  小さな直径1cm程度のかわいい花です。探しながら歩かないと、
  見過ごします。
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コウヤボウキ:これもキク科です。
  今日お客さんに「咲いてたよ」と教えてもらいました。
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センブリ:今年はほんとに少ないです。昨年は多かったのに残念。来年に期待です。
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  通常、花びら5枚ですが、時々4枚を見かけます。
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タンナトリカブト:まだ頑張って咲いています。
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ミコシグサ:播州の秋祭りも終盤ですが、里山の神輿は今が一杯。
  あまり目立ちませんが、一杯咲いていたゲンノショウコが、その半分ぐらい
  神輿になってます。里山の神輿はまだまだ増えます。
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ムカゴ:山芋(ヤマノイモ)の葉の付け根に出来る肉芽で、直径1cmぐらい。
  土に埋めるとそこから山芋の芽がでるので、種と同じ働きをします(種は
  別にある)。ジャガイモの小粒みたいです。
  塩ゆでとか、カラッと素揚げにすると、とてもおいしくビールによく合い
  ます。最近では、道の駅などに売っていますので、一度確かめてはいかが。
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おまけ
  今朝、ヒノキのてっぺんに、めずらしくアオサギが停まっていた。池とか
  田んぼは良く見るのですが、ヒノキのてっぺんです。なんか不思議な光景。
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飛び立つとデカイですね。
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10月25日(日)は「ゆめさきの森まつり」です。ぜひ遊びにお越し下さい。

エナガが群れで、事務所前に移動してきたのでカメラを持って追いかけました。
少し大きめの群れだったので、良く見ると色んな野鳥がいました。

エナガ
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メジロ:数羽一緒に移動していました。
  パソコンで見ていて気付いたのですが、目線の先には毛虫が・・・。
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シジュウカラ:久しぶりに見ました。
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コゲラ:偶然なのか、コゲラの鳴き声が聴こえたので探すと、近くで2羽いました。
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センダイムシクイ:夏鳥ですよね、まだいましたか。渡りの途中かな?。
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カワラヒワ:つい最近までは、田んぼに群れで良く見かけましたが、稲刈りも
   終わりひと段落すると、山に現れました。ノグルミの実を狙っています。
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アカゲラ:顔だけですみません。あっと言う間に飛び去りました。
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これから、冬鳥が楽しみな季節ですね。

夕方追加です。
 10月9日にセンブリのつぼみを見ていたのを、ふと思い出し散歩がてら見てきました。 咲いてました。 少ないですが数本咲いていました。
今年は良く咲いた花、かなり少ない花と大きく差が出たように思います。
センブリ:小さくかわいい花です。
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タンナトリカブト:まだ咲いていました。
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そろそろ花も終わりに近づいてきました。森の中が少しさみしくなります。

10月も半ば近くになると、ゲンノショウコの花が一気に減り、ミコシグザがどんどん
増えてきました。播州の祭りもあちこちで始まっています。里山も・・・。
ミコシグサ(ゲンノショウコ)
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アキアカネ:朝夕涼しくなると赤トンボが少しずつ赤くなってきました。
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センブリ:まだ蕾です。もう少し日数が必要ですね。
   千回振っても(煎じても)まだ苦い、からの名前だそうです。
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チャノキ:公園の駐車場から芝生広場への入り口にチャノキが少しあります。
   毎年数個白い花を付けてくれます。本来チャノキには花を咲かせてはいけない
   らしい。お茶の葉っぱにいく養分が減るからだそうです。
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サルトリイバラ:別名サンキライ、こちらの方が一般的かも。秋になると実が、
    赤くなってきました。
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ヤマハッカ:薄荷(ハッカ)とは関係ありませんが、葉っぱが似ているところから。
      薄荷(ハッカ)の香りもいたしません。
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最後に「エビフライ」、山にエビフライ???と思われるかも知れませんが、森のインストラクターなどはこのように言います。
実は、野生のリス(ニホンリス)が「松ぼっくり」を食べた後です。見るからに
エビフライに似ている為、このように呼んでいます。松ぼっくりの中の種を食べる
為に、引きちぎった跡がこのようになります。
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運が良ければ見つける事ができます。本当にエビフライそっくりなんです。

朝夕は肌寒いです。日中と気温差が激しいので体調管理をよろしく。

10月は播州の秋祭りです。あちこちで神輿を担いで賑わいます。
里山でも神輿が出始めまし。とは言うものの、この神輿はミニチュアで担げません。
ゲンノショウゴの花が終わり、種が成熟すると神輿の屋根のような形になります。
別名ミコシグサといいます。
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左は種がはじけた後で、右がこれからです。右側のヤリのような根基の丸いつぶが
種で、くるりと巻き上がる時に種を飛ばします。
これから神輿がどんどん増えてきますが、見つけるのが少し大変です。
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駐車場の柿の実が赤く熟してきました。そのカキノキでコゲラの声が・・・
コゲラも柿を食べるのかな~とカメラを持って行くと、柿の実には見向きもせず
ひたすら幹をつついて虫を取っていました。
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柿の実を見ているように見えますが・・・、幹や枝を移動中でした。
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この時期、まだイシガケチョウがうろうろしています。白っぽくて独特な飛び方
なので、すぐ気付きます。止まるのを待ってパチリ。
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今日はあまりのも天気が良いので、少しウロウロして池の写真を久しぶりに
撮ってきました。10月7日の通宝寺池です。
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ついでに芝生広場をウロウロ。 誰がこんな所にジャガイモを捨てた!!っと
拾おうとしたら地面にひっついている???、少し力を入れて引っ張ると、なんと
根っこらしきものが、なんじゃこりゃ。とりあえず写真に撮ってパソコンで調べると
キノコでニセショウロの仲間らしい。ほんと「じゃがいも」そっくり。
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こんなものが、周辺に4~5個ほど生えていました。芝生の中でも日陰がちな所です。
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ひっくり返えすと根っこが付いていた。
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ついでに割ってみるとこんな感じ。
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キノコの世界は不思議が一杯でした。

山を歩いていても、とても爽やかです。播州の秋祭りに対抗しているのか、
神輿(ミコシグサ)がどんどん現れます。じっくり探してみてはいかがですか。


9月があっと言う間に過ぎてしまいました。先日まで猛暑日で暑い暑いと思って
いたのに、いつの間にか初秋です。
9月末のイベント用テントを片づけていたら、綺麗な色がヒラヒラ??手を止めて
コンデジでパチリ、なんとか撮れました。

ムラサキシジミ:表
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   裏は地味な色です。翅を閉じると枯葉に同化します。
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オオルリ:もう渡りは終わったのかと思っていたら、カッカカッカと事務所の裏で
    聴こえるのでカメラを取りに大急ぎ。夕方だったので証拠写真です。
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幼鳥と追っかけっこ中の鳴き声でした。肉眼では別の鳥かと思っていました。
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タンナトリカブト:お客さんに咲いてるよーと教えて頂きました。
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今年は株が少ないようです。葉も虫か何かの影響なのか少ないです。まさか鹿の
食害では無いと思いますが・・・。
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トリカブト撮影の帰り道、遠くでヒラヒラ、見かけない雰囲気だったので追いかけて
みました。鳥用に持っていた望遠で確認、アサギマダラでは・・・。
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すぐに逃げられて、別の草に・・暫く待っていましたが翅は閉じたまま、あきらめて
パチリ。この公園で初めての出会いです。南方へ帰る途中の休憩中でしたか?
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ヤマガラ:お馴染みですが、エゴノキの実を取りに来ています。実が落ち始めたのか
  地面に降りて探しています。
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別の場所では、何か餌を取っているのか、実を隠しているのか枯れた枝に頭を
突っ込んでゴソゴソしていました。
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夏鳥と冬鳥の入れ替わりの時期です。冬鳥の一番は何が見られるのか楽しみです。

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