ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

2015年04月

今年は雨が多かった影響か、いろいろな花が多く咲いています。今日はタニギキョウが
一杯咲いていました。いままではポツポツでしたが。
タニギキョウ 小さな白い可憐な花です。
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アップにするとこんな感じ。
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エビネが咲き始めました、一番咲きです。
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尾根筋に出ると、マルバアオダモが咲き始めました。
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タニギキョウの傍でピンクのキランソウを見つけました。この公園では初めてと
思います。色の違いを確認して下さい。
モモイロヒメキランソウ
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キランソウ 良く目に付く別名地獄の釜の蓋。
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ヒメが付いているが、大きさはキランソウとあまり変わりません。
歩いていて、一瞬アレッと思うような色でした。

山は新緑が一番きれいな時です。夏鳥も良く鳴いています。今年はセンダイムシクイ
が多く来ているように思います。

展望台の近くにあるサイフリボク(采振り木)が今満開です。
別名シデザクラ(四手桜)とも言われています。「四手」とは玉串などに付ける
細長い紙のこと。
サイフリボク
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桜の種類でウワミズザクラも咲き始めました。
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トリガタハンショウヅル
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おまけ
カワラヒワが巣作りを始めました。巣材を集めている所に偶然出会いました。
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野鳥も恋の季節で、よく囀っています。

4月14日今日も朝から雨、今年はほんとによく降ります。
その影響なのか判りませんが、フデリンドウがあちこちに多く出ています。
今朝、事務所の周辺で野鳥の綺麗なさえずりが聴こえたような気がして、しばらく
キョロキョロしていると、山の方から拠点施設前の桜の木に黄色い鳥が来ました。
小雨の中、黄色は良く目立ちます。あわててカメラを取りに。
キビタキ♂
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初めてのご挨拶なのか、桜の枝をあちらこちらに動きなかなか飛び去ろうとは
しませんでした。おかげで何枚かの写真が撮れました。
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小雨の中なので鮮明な写真ではありませんが、今年初見なのでご勘弁下さい。
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4月4日のセンダイムシクイに続き夏鳥の渡来です。
別の職員からは今朝オオルリの声を聴いたとの情報もあります。

4月10日は朝から雨、今年の春はよく雨が降ります。桜の花見もタイミングが
悪かったようです。
一昨日の写真ですが、フデリンドウが咲いています。今年はすこし増えたようです。
フデリンドウ(筆竜胆):蕾が筆に似て開いた花は秋に咲くリンドウに似ているから。  リンドウは漢方に使うそうで、熊の胆より苦いからとのことらしいです。
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カキドオシ(垣通し):垣根をくぐり通り抜けるほどに伸びるところから。
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ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索):春に咲く珍名の代表です。
 伊勢地方でスミレの事を太郎坊と呼び、本種を次郎坊と呼んで花どうしを絡み
合わせ、引っかけて勝負する遊びがあったことからと、延胡索はこの種の仲間で
中国名の薬草らしい。
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ヤブレガサ:見た目通りの名前で、写真ぐらいの頃は山菜として食べられます。
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ヤマルリソウ:通宝寺池の西側散策道に多く咲いています。今年は少し多いかも。
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これから山が毎日変化します。新緑の爽やかなこの時期、ぜひ歩いて下さい。

本日すこし晴れ間があったので、展望台まで行ってきました。
「焼酎一杯グイー」(チーチヨチヨジー)と頭の上で大きな声が聴こえたので
センダイムシクイと思い必死で探しました。いましたねー、今年の初見です。
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2日ほど前に珍しくルリビタキに出会いました。長く見ていなかったので
すでに帰ったと思っていたのですが、今の時期夏鳥と冬鳥が混在しているようです。

ウリカエデの花が咲いていました。
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コバノミツバツツジもそろそろ見ごろです。
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モミジイチゴも咲いていました。
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すこし場所が違いますが、フデリンドウを見つけました。
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拠点施設前の桜は満開になりました。いつもはお城などより少し遅れるのですが
今年は、何処も一緒に満開のようです。
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これから毎日、山は劇的に変化します。新緑の頃までは大いに楽しめます。

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