ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

2014年09月

公園の入り口周辺の田んぼのソバの花が、見ごろです。
お米は既に刈り取りが終っていますが、ソバ畑は真っ白です。
 
イメージ 1
彼岸花もそろそろ終わりの頃ですが、コントラストがきれいでした。
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
ソバの花を遠目で見ることはあっても、アップで見る機会は少ないと思いますが、
アップで見るとかわいい花です。
もう少しの間ソバの花が楽しめます。

柿がそろそろ熟し始めています。
メジロの食欲をそそるのか、相当数が柿の木に群がっています。
柿の実を食べだすと、少しぐらい近づいても必死で食べています。
野鳥特有のキョロキョロしながら、夢中です。
まだ暫くは集まっていると思います。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
おいしそうに食べている姿がいいですね。
結構な量を食べています。数羽が入れ替わり立ち替わり食べた後です。

アケボノソウ(曙草) リンドウ科 センブリ属
 9月から10月に咲く花ですが、ゆめさきの森にやっと咲き始めました。
 
イメージ 1
先端付近から咲き始めています。
 
イメージ 2
花びら中央の黄緑色の2つは蜜腺です。アリが蜜を食べに集まります。
 
イメージ 3
花びらの先端には、緑黒色の斑点が散りばめられていて、この模様を、
夜明けの白くなってきた空の星に見立ててこの名前が付いた、など諸説
あるようです。
 
イメージ 4
セトウチホトトギスも咲き始めました。自生しているホトトギスが、この公園
には2種類あり、花柱に斑点があるのが、セトウチホトトギス。
斑点の無い白い花柱がヤマジノホトトギスなので、すぐに見分けができます。
 
下の写真がヤマジノホトトギスです。
イメージ 5
 
 

9月4日にゲンノショウコをアップしましたが、その続き。
ゲンノショウコの別名がミコシグサ(神輿草)と言います。
 
イメージ 1
まずはゲンノショウコの花です。
 
イメージ 2
花が散った跡がこんな感じ。
 
イメージ 3
やっと神輿が登場しました。花の跡に種ができて、種が熟すと神輿の屋根の
ような形になり、種を飛ばします。
 
イメージ 4
この姿が神輿の屋根に見えませんか。別名の由来です。
花が終わり、そろそろ神輿があちこちに見え始めました。
秋祭りの時期です。

ミズヒキが咲いていました。晩夏から初秋に咲きます。
大変めでたい名前が付いていますが、小さな花が咲いた時に
赤と白が交互に見えるために水引きに見立てた名前になったようです。
これはタデ科の仲間です。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
近づくとこんな感じですが、まだつぼみです。
 
次はもっとめでたい名前のキンミズヒキ。
イメージ 3
小さな花がいっぱい付いている為に、金色の水引きに見立てたようです。
ミズヒキとキンミズヒキは同じ仲間のような名前ですが、キンミズヒキは
バラ科の植物なので、全く赤の他人ですね。
 
今日は、ツリガネニンジンも見つけました。例年は駐車場の土手に咲くのですが
今年は出なく、残念に思っていましたが、小川の石垣の中から出て、いっぱい
咲いていました。まさかの場所です。
イメージ 4
 
イメージ 5
名前の由来は、花が釣鐘の形を想像し、根は白くて朝鮮人参に似ているから
と言うことで、人参とは何ら関係ありません。キキョウ科です。

↑このページのトップヘ