ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

2011年09月

  
   昨日の公園の様子です。
   朝は未だ開いてなかったが、今日中に開く様子だったので、午後に再び訪れると・・・。
 
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開いてました、ツルニンジン(蔓人参)。                                
 
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   ツルニンジンはキキョウ科の蔓性多年草です。別名はジイソブ(爺のそばかすの意)といい、
   これは類似種バアソブ(婆のそばかすの意で花冠にある斑点による)に似てより大きいことに
   よります。 
 
   晩夏から秋にかけて側枝の先に花をつけ下向きに開きます。萼片は大きく、花冠は釣鐘状で
   外側は白く内側は部分的に赤紫色に色づきます。
 
    '''ゆめさきの森公園のホームへ。'''

 
 ゆめさきの森公園がある夢前町は粳米の稲刈りの真っ最中、蕎麦畑ではそばの花が満開です。
 周辺の柿の木には色づいた実がたわわに実っています。
 
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 栗もこんな風に・・・。 実りの秋ですね。                                            
 
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 公園では、田んぼのもち米が稲穂をたれ始めました。10月のプログラムでの稲刈りが楽しみです。
 
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 秋の風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 「とるのは写真だけ残すのは思い出と足跡だけ・・・。」
 
 
    '''ゆめさきの森公園のホームへ。'''

 
 先日、ナンバンギセルを見つけました。
 
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  林縁や山野の草原に見られる寄生植物で、ススキ、ミョウガなどの単子葉植物の根に寄生します。
 寄生して水分や栄養分をほかの植物から取るため、光合成を行う必要がなく、葉は退化して鱗片状
 となります。16世紀に日本に訪れた南蛮人が使っていたパイプに花形が似ていたためこの名がつけ
 られたそうです。別名「オモイグサ」の名は室町時代まで親しまれていたといわれています。
 
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 野草の名前にもそれぞれ由来があり、色や姿形から連想したもの、匂いや開花時期からと、
 調べてみると以外に面白いものです。
 
 

 
 ヒヨドリバナ
 
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 淡紫色または白色の小さな筒状花が多数集まって散房状に咲かせるキク科の多年草。
 名はヒヨドリの鳴くころに花が咲くことからつけられたようです。
 

 
 ヤブツバキの実が赤くなってきました。
 
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 果実は大きく、直径4~5cmあります。果皮は厚く、熟すと3つに裂開して中から大きな種子が
 のぞきます。種子の中には油が含まれており、椿油をとります。椿油は古くから整髪用の油や
 食用、灯油用、錆止めなど多くの用途に使われてきました。
 
 
 タンキリマメ(痰切豆)
 
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 黒いタネを煎じて咳止めに用いられる。タンキリマメの名はこうした療法で痰の切れが良くなることに
 由来するようです。
 

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