4月10日は朝から雨、今年の春はよく雨が降ります。桜の花見もタイミングが
悪かったようです。
一昨日の写真ですが、フデリンドウが咲いています。今年はすこし増えたようです。
フデリンドウ(筆竜胆):蕾が筆に似て開いた花は秋に咲くリンドウに似ているから。 リンドウは漢方に使うそうで、熊の胆より苦いからとのことらしいです。




カキドオシ(垣通し):垣根をくぐり通り抜けるほどに伸びるところから。

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索):春に咲く珍名の代表です。
伊勢地方でスミレの事を太郎坊と呼び、本種を次郎坊と呼んで花どうしを絡み
合わせ、引っかけて勝負する遊びがあったことからと、延胡索はこの種の仲間で
中国名の薬草らしい。

ヤブレガサ:見た目通りの名前で、写真ぐらいの頃は山菜として食べられます。

ヤマルリソウ:通宝寺池の西側散策道に多く咲いています。今年は少し多いかも。

これから山が毎日変化します。新緑の爽やかなこの時期、ぜひ歩いて下さい。