ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

カテゴリ: 昆虫、動物

今日、ルリモンハナバチを見つけました。とても久しぶりです。
2年ほど見ていないのでは?と思うほどです。
結構気にして歩いているのですが、今日は本当にたまたまです。
 
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キツネノマゴの蜜を食べに飛び回っていました。
 
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 幸せの青い蜂とも言われていると聞きました。幸せのお裾分けです。
 
 
幸せついでに、ミヤマクワガタのメイトガードをご覧下さい。
オスがメスをガードしている様子です。メスはゆっくりと樹液を食べています。
 
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 幸せが届きましたでしょうか。

畑や草むらに行けば、すぐ目に付く小さなチョウ。
ヤマトシジミです。親指の爪ほどの大きさです。
 
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 止まっている花はキツネノマゴです。親指の爪ほどのチョウと比較して
 分かるように、ほんとに小さな花です。
 
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 白い花はシロバナキツネノマゴです。
 
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ヤマトシジミより一回り大きなヒメウラナミジャノメです。
 
普段あまり気にしていないでしょうが、時々はゆめさきの森公園で
足元をゆっくり観察していただくと、小さなチョウや小さな花に出会います。
暑い時ですが、ゆっくりと流れる時間も時にはいいですよ。

 小さいが色鮮やかな虫を見つけた。ススキの緑の葉にオレンジ色が
目立つ何とも変な虫。
エビイロカメムシの幼虫です。成虫は茶色の普通のカメムシですが、
幼虫時代はこんな姿をしています。
 
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イネ科の植物を吸汁するので、稲に大量発生するとお米に影響がでます。
 
 
次はよく見かけるトンボです。
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ハグロトンボ♂
 水辺をヒラヒラと飛んでいるカワトンボの仲間で、ハネが黒いのでこの名前。
 メスは胴も黒いので、オス・メスの判断はすぐでききます。
 
 

イチモンジチョウとコミスジはタテハチョウの仲間で、
よく似ています。
 
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 イチモンジチョウ表
 
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 イチモンジチョウ裏
 幼虫時はスイカズラやタニウツギを食性としているようです。
 
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 こちらはコミスジ。独特な飛び方でスゥイースゥイーと滑空するように飛ぶ。
 
 これだけ暑くなると、チョウもなかなか飛んでくれません。
 
ちょっと別な物で、ヤママユガの仲間でクスサンのマユです。
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6月の初め頃、クリの木に幼虫が大量発生し、クリの木の葉が全く無くなり、
10Cm近くなった幼虫はモゾモゾと列をなして、草むらへ消えて行きました。
近くの草むらを探すと、有りました。しっかりとマユに包まれた蛹が見つかり
ました。でも、あの大量の幼虫は何処へ・・・?
網になっているマユは結構かたく、指で押さえても潰れませんでした。

暑くなると草むらでよく鳴き始めるのが、キリギリスです。
”ギース” ”チョン” とお馴染みです。が声はすれど姿が・・・。
なかなか見つからず、近づけば鳴き止むし困ったものです。
キリギリスは九州から東北まで広く生息しておりますが、近年は
近畿以東はヒガシキリギリス、近畿以西はニシキリギリスと分類
されているようです。
いろいろ調べましたが、違いが解りませんでした。
この写真はニシかヒガシか判断がつきませんので、とりあえず
昔のままで、キリギリスとしておきます。
 
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 この写真は♂で、ハネを震わせて鳴いているところです。
 夏になると色んな昆虫が現れますね。
 

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