ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

2016年07月

暑い、暑い、少し動くと汗だくとなる。暑さ寒さも彼岸まで・・・まだ結構な日数
ありますね。日陰に入って風が吹くとホッとします。夏はやっぱり昆虫中心で。

アオスジアゲハ:しきりに水分補給中、アゲハも熱中症気味かな。
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アキノタムラソウ:名前にアキとありますが、初夏から咲き始めます。
  写真だけでも涼しげに
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オトギリソウ:漢字で書くと「弟切草」、危ない名前です。名前の由来は、この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説で、切った時の血が飛んで花びらなどに斑点が残ったと言うお話です。
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クサギにそろそろ花がさきます。「臭木」(くさぎ)の通り葉っぱには少し匂いがありますが、花はユリに似た甘い香りがします。
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シオカラトンボ♀:今年よく見かけます。
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ノギラン:名前にランがありますが、ユリ科です。今が最盛期。
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ナラガシワ食堂:ノコギリクワガタはメイトガード中、カナブンやウシアブが近づくとノコの♂が追い払っていました。男の見本の様です。
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ヨツスジカミキリ:ナラガシワ食堂から追い払われたのか、近くに飛んできた。
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ウマノスズクサ:姫路市蝶(ジャコウアゲハ)の幼虫の食草です。
最近は少なくなってきましたが、昔は何処にでもある草です。花も地味なのであまり気がつきません。葉っぱはヤマノイモに似たツル性の植物です。
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キツネノカミソリ:彼岸花の親戚です。10年ぐらい前までは、草むらが真っ赤にになるほど咲いていたのですが、最近はほんとうに少なくなりました。電気柵で保護している中に、少しだけ咲いています。
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ツマグロヒョウモン
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暑いあつい時期に、チョウチョも暑いあつい!
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このカップルに横恋慕する不届きなヤローが!
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ツチアケビ:名前の由来はアケビに似た実が地面から近い所にあるから。ウィンナーソーセイジに似ていますが、名前を付けられた時代にはソーセージは無いですね。
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モリアオガエルのオタマジャクシがこんなに大きくなりました。山へ帰る時は
もうすぐですね。
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まだまだ暑さ厳しいですが、熱中症対策をして遊びに来てください。
昆虫好きの方には最高の季節です。
野鳥の鳴き声が、セミの声にかき消されて聞こえないくらい賑やかです。
この森では、普段クマゼミの声は聞かないのですが、今朝一匹鳴いていました。
温暖化の影響で生息域に変化が出ているのでしょうか。


7月18日頃梅雨明け、7月20日は小学校の終業式と夏本番です。
セミの声も一気に賑やかになり、日差しも強くなったような気がします。
セミと共にキリギリスの声もあちこちから聞こえています。

夏本番になると、主役の座は昆虫たちです。
まずはクロアゲハから ヒラヒラと優雅でした
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水分補給中
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ホソヒラタアブ:終わりかけたオカトラノオに止まっていました。
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キツネノマゴ:狐の尻尾に似た花穂でとても小さいため孫だそうです。
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キツネノカミソリ:キツネつながりで葉っぱが日本のカミソリに似ているから。
         彼岸花の仲間でこれからです。今は蕾。
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急にセミがいっぱいです。
ニイニイゼミ:一番に鳴き始めました。
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続いてアブラゼミ:鳴き声がテンプラを揚げている時の音に似ているから。
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ヒグラシはここ数日前から。日暮れ頃によく鳴いているから日暮し。
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オオセンチコガネ:いつの間にか事務所によく居ます。
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小さな小さなゴミが動いている??、立ち止まって見ているとやっぱり動いている
とりあえずカメラで写してアップしてみる。???不明??。ゴミをそっとつまんで
引っ張ってみると、ゴミの端っこだけ取れた。よくよく見ると中に虫らしき物体。
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大きさは3~5mm程度、クサカゲロウの幼虫らしい。
手前側に口が見える、木に付くアブラムシを食べるらしい。
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変な幼虫つながりで、ベッコウハゴロモの幼虫。5mm程度。
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樹液の食堂がオープンしました。
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しばらくは大盛況の樹液食堂です。
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この食堂には、大きなオオスズメバチも常連さんなので、十分注意をして
不用意に近づかないようにお願いします。





さすが7月になるとセミが鳴き出しました。昔の人は「セミが鳴き始めると梅雨が上がる」と言っていましたが、例年7月20日頃のようですが、今年はいつ頃でしょうか。
暑さは真夏並みですが・・・。
暑くなると昆虫がいろいろ現れます。 カミキリムシの仲間で
ナガゴマフカミキリ
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樹の表面にいると、とっても判りにくいので黄色くなった葉っぱに乗せました。
昆虫の顔をアップするとなかなか怖いものがあります。
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オオムラサキとスズメバチが樹液の奪い合いです。なんとオオムラサキの勝利。
ハネを閉じているので解りづらいですが、♀のようです。
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キリギリス♀の幼虫です。別の場所では既に鳴き声も聞こえます。
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セミの抜け殻、実物は見つけられずです。
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エナガの幼鳥と思われます。
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腰の部分に白いテープを巻いているように見える、コシアキトンボ♂です。
♀は腰が黄色です。
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シオヤアブがミツバチを捕まえています。ヒゲじいみたいな顔ですが、肉食です。
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ツマグロヒョウモン♂
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ミヤマグワガタ、結構大物でした。
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ネジバナ
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どアップで見ると砂糖菓子のような花びら
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ネムノキが満開です
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これからいろんな昆虫が多く出ます。機会があれば昆虫の顔のアップなんかも
載せたいと思っています。仮面ライダーの原型もでるかも。

暑いアツい、と思ったらもう7月。夏です。里山も夏の生き物が現れました。

エナガがもう一人前で、親子の区別がつかなくなりました。
餌でもみつけたのかな。
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光を出さないホタル。オバホタル:ジタバタと飛んでいます。
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クリの花に栗の赤ちゃんが誕生しています。
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クリの花の根元に誕生。黄色い丸印をアップした下の写真。
秋には立派な栗になります。
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ネムノキが咲き始めました。この公園は少し気温が低いので、花も遅めです。
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今日はオカトラノオにモンシロチョウが訪れていました。
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子供の頃から、チョウチョと言えばモンシロチョウ、お馴染みのチョウです。
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玉虫の仲間でウバタマムシ。綺麗な印象の強い玉虫ですが、地味なのもいます。
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同じ個体ですが、光の当たり方で色が違って見えます。
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コオニヤンマ:今年は多いような気がします。
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昨日偶然見つけたタマゴタケ。
顔を出した所だったので、今日もう一度確認に行った所、あれっアレッ跡形もない。
どうも鹿の食害のようです。近くに鹿の団体さんの足跡が・・・。
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「夏」といえば代表的な甲虫、クワガタです。ぼちぼち現れ出しました。
ミヤマクワガタ♂
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今年の夏は暑いとニュースで言っていました。熱中症対策をして夏の里山を
楽しんで下さい。









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