ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

2014年10月

久々にツルニンジンを見つけました(一本だけ)。
根の形が朝鮮人参にているところからこの名前が付いたそうです。
別名ジイソブ(爺蕎):ソブとは木曽の方言で「そばかす」の意味だそうです。
「お爺さんのそばかす」という名前の花になります。少し小ぶりの同じような
花でバアソブ(姫蔓人参)もあるそうです。「お婆さんのそばかす」
なかなか粋な名前ですね。
 
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最近ではちょっと珍しい花ですが、「お爺さんのそばかす」に見えますか。
 
ミカエリソウ:美しくて振り返る花だそうですが、名前負けしてませんか?
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アップで見るときれいな色をしていますが、あまり目立たない花です。
今、ちょうど群生しています。
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判りにくいですが、花がいっぱいあります。
 
おまけ
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ちょうど食べごろの「あけび」です。
 
 

トリカブトがそろそろ咲き始めました。
トリカブトには種類が多くあり、当公園に自生しているのは、タンナトリカブト
で、近畿以西から九州にかけて自生しているそうです。
 
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少し薄暗い所で紫色が目立ちます。
 
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何か怒った顔に見えませんか? 3つの花がそれぞれの方向に向いています。
なにも思わずに写しましたが、写真を整理していて思わず笑いました。
 
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センブリです。日本の三大薬草として前にも名前の紹介をしまいたが、センブリ・
ドクダミ・ゲンノショウコです。
名前の由来は千回振っても(煎じても)まだ苦い、と言う所からきているそうです。
もうすぐ咲きそうですね。
 
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アケボノソウが花盛りです。
 
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いろんな虫が蜜を食べに集まってきます。
ホソヒラタアブが花びらの中程にある蜜を舐めています。
 
花の写真を撮りに多くの方がこられますが、足元にご注意をお願いします。
 
まだ花の付いていない希少植物が踏まれている状態を見かけますので
ご注意、ご協力をお願いします。

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