ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

2014年08月

お盆の頃から、芝生広場にトンボがいっぱい飛んでいます。
黄色っぽい色のトンボで、アキアカネ(いわゆる赤トンボ)と何げなく
思っていましたが、ある時ふと、少し早いのでは?・・・
飛びっぱなしで、どこにも止まりません。何トンボか急に知りたくなり
写真を撮ってみましたが、何かよく解りません。
 
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はっきりしないので、ちょっと失礼して虫網でゴメン。
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ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)でした。写真を撮った後すぐ群れに返しました。
赤トンボの種類ではありませんでした。お盆過ぎ頃から多数の群れが
見られることから、精霊トンボとも言うらしい。
 
赤トンボは多くの種類のトンボがいますが、概ね9月の中頃から
見かけることが出来ます。

今の時期、山の斜面に白い花が一杯咲いています。
遠目で見ると、一部がごじゃごじゃと白っぽくなっている所です。
 
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こんな感じで咲いています。あちこちに良く見かけます。
この花は、ツル植物で同じ仲間のよく似た花が2種類あります。
 
まず最初は、ボタンヅル。葉っぱが牡丹の葉に似ているところがこの名前の
由来らしい。
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アップで見るとこんな感じの花。
葉っぱはご覧の様な葉っぱです。
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次に、センニンソウ。名前の由来は、花から種子になった時、実の先端につく
白い羽毛状のものを、仙人のひげに見立てたことかららしい。
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ボタンヅルとほとんど同じで、花の写真だけでは見分けがつきにくい。
花の後ろに葉っぱが少し写っていますが、次が葉っぱの写真です。
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葉っぱは区別がつきます。
 
同じ時期に咲く、キンポウゲ科 センニンソウ属ですから、兄弟か親戚
のようなものですね。
 
山を見て、白いごじゃごじゃ咲いている花は、このどちらかでしょう。

公園の事務所前に珍しい小さなお客さんの訪問がありました。
デッキの手すりに何か止まっている。見たことありそうな気がするが
思い出せない。とりあえず写真を撮って後で調べる事に。
 
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 キンカチョウ(錦華鳥)でした。どこかで見た記憶は、ペットショップ
 です。まさかここで・・。
 幼鳥のようですが、どこかのお家から逃げ出したのか?不明です。
 他の用事でこの場所を離れたため、この後どこへ行ったのか、元気に
 育ってくれれば・・と願っています。

ヤマガラがエゴノキの実を食べる時期になりました。
エゴの実の果皮に有毒なエゴサポニン(溶血作用、胃腸障害等を起こす)が多く
含まれています。この為、ヤマガラは果皮を枝などに打ち付け、割って中の
種子を好んで食べます。秋にはこの実が熟し、果皮が枯れて割れますが、ヤマガラ
はそれまで待てないらしく、そろそろ熟しかけた実を取りに来ています。
 
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 エゴの実は鈴生ですが、秋にはヤマガラが食べて、すっかり無くなります。
 
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 これからしばらくは、ヤマガラを楽しむことが出来ます。
 
おまけ:公園駐車場すぐ南の小川の護岸に、カワセミが止まっていました。
    不用意に近づいてしまい、遠くに逃げた後を写したので、ボケボケ
    ですが公園にもカワセミが居る証拠写真と言う事で、ご勘弁下さい。
 
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今日、ルリモンハナバチを見つけました。とても久しぶりです。
2年ほど見ていないのでは?と思うほどです。
結構気にして歩いているのですが、今日は本当にたまたまです。
 
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キツネノマゴの蜜を食べに飛び回っていました。
 
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 幸せの青い蜂とも言われていると聞きました。幸せのお裾分けです。
 
 
幸せついでに、ミヤマクワガタのメイトガードをご覧下さい。
オスがメスをガードしている様子です。メスはゆっくりと樹液を食べています。
 
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 幸せが届きましたでしょうか。

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