ゆめさきの森の今

ゆめさきの森公園の自然情報をご紹介します。

2011年08月

  
  サネカズラ(ビナンカズラ)の花が咲き始めました。
 
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  開花期は夏で、花には雄花と雌花があります。花色は淡いクリーム色で、雌花は花の中心に
 
  淡い緑の雌しべが小球状に固まってつき、雄花は紅色の雄しべが小球状に固まってつきます。
 
  なので、開いた花の真ん中の色を見ると雄花と雌花の区別がつきますね。
 
  雌花は粒々が沢山集まって球形をなした特徴的な実をつけます。果実は熟すと光沢のある
 
  赤色になります。
 
  ''' ゆめさきの森公園のホームへ。'''    

 
 コミスジ
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 タテハチョウ科に属するチョウ、白帯が前翅に一本、後翅に2本斜めに入る。
 翅を開くとこれらの帯模様が「三」の字に見える。
 幼虫はマメ科の植物を食する。
 
オスグロトモエ
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 黒い巴に似た模様が特徴的な大型の蛾。鮮やかさはないが、光っているかのような
 大きな巴模様といくつもの筋模様が見られます。
 
キンモンガ
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 黒地に薄黄色の紋が目立つ蛾。紋が白っぽい個体もいる。昼間に活動し、翅を広げて
 とまっていることが多い。
 
  ''' ゆめさきの森公園のホームへ。'''    

  
  森のステージ奥の散策道沿いに、ハグロソウ(キツネノマゴ科)が咲いています。
  関東以西で日が当たらない山間の林縁に自生するようです。
  「葉黒草」の名前は葉が暗緑色をしていることに由来するそうです。
  花は唇形で上唇とそれより大きい下唇に分かれますが、どちらにも濃い斑点があります。
 
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  展望台近くでヤブコウジ(ヤブコウジ科)の花が見られます。
 
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  冬に赤い果実をつけます。赤く熟す実がかわいいので、お正月の鉢物として寄せ植えなどに
  使われます。千両や万両に対し、十両の名で呼ばれることもあります。
 
 
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  前回に続き、公園内を優雅に舞っているチョウを紹介します。
 
  まずはモンキアゲハ(紋黄揚羽)です。
 
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  成虫は前翅長60~70mm、開帳110~140mmほどで、日本に分布するチョウとしては
 
  最大級の種類だそうです。翅は大きく幅広く、後翅には尾状突起があります。後翅には黄白色
 
  の大きな斑紋があるのが特徴です。幼虫はミカン類、カラタチ、サンショウ類、ハマセンダン
 
  などのミカン科植物を食草としています。
 
  
  サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰蝶)
 
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  日本の特産種として、北海道から九州にわたる地域に広く分布しています。
 
  黄褐色の地色に斑紋が入る。地色は表面の褐色が強く、裏面は黄色に近い。
 
  幼虫の食草はタケ、ササ類。
 
 
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  今、公園ではいろんな花が咲いています。
 
  においでわかる草木は・・・。そう、ヘクソカズラとクサギです。
 
  ヘクソカズラ
 
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  植物体をもむとその名の通り、悪臭があるのでご注意を!!
  花冠内側の赤紫色が灸をすえた跡に似るので「ヤイトバナ」と呼ばれることもあります。
  別名、早乙女(さおとめ)花は花序を早乙女が用いるかんざしに見立てたものと思われます。
 
  クサギ
 
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  この木も葉を触ると一種独特なにおいがするのが特徴です。
  しかし、花が発散するユリに似た芳香は一度嗅いで見るのもいいかもしれません。
  果実は草木染めに用いられます。
 
  他にはキツネノカミソリやヤマノイモ、マツカゼソウ等が見られます。
 
  キツネノカミソリ
 
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  ヤマノイモ
 
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  マツカゼソウ
 
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 公園の何処に咲いているのか、散策して探してみるのもいいですね。
 
  ''' ゆめさきの森公園のホームへ。'''    
 
 

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