タチツボスミレでしょうか、スミレが咲き始めました。
スミレ類には地上茎があり、枝分かれして葉柄や花柄があるものと、地上茎がないものに大別されます。
タチツボスミレなどは、地上茎のあるグループに属します。
開花した当初はほかのスミレとあまり変わりませんが、花期の後半になると茎が長く伸びて、斜めに立つ
場合と水平方向に寝る場合とがあるようです。この性質から「立坪菫」あるいは「立壺菫」という名がついた
そうです。春早くから晩春遅くまで咲き、スミレ類の中では開花期間が長いほうといえます。