植物には基本的に移動能力がありません。
 ある場所で種子が発芽をすればそこに一生とどまるのが基本である。
 したがって種子が好適な場所に到達することが出来なければならない。
 
 そこでどのようにして散布されるのか
 
 風による散布、水による散布、動物による散布、機械的に種子を飛ばす、等が考えられます。
 例えば、風に乗って運ばれるタネや果実は特別な仕掛けを持っています。
 それは風に乗って親から少しでも遠くにはなれるための工夫です。風で遠くに飛んでいくためには
 3つの秘訣があるようです。
 
 ゆっくり落ちる。
 高い位置から飛び出す。
 強い風に乗る
 
 仕掛けはさまざまで、翼を持つもの、毛を持つものなど構造は随分異なりますが、いずれも風の
 空気抵抗を大きくして、風に乗って遠くへ飛ばすのに都合がよい形になっています。
 
 ウバユリのタネ
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 センニンソウの種子
 
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 いろんな植物の種を観察するのも楽しくなりそうです。
 
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