先日、ナンバンギセルを見つけました。
林縁や山野の草原に見られる寄生植物で、ススキ、ミョウガなどの単子葉植物の根に寄生します。
寄生して水分や栄養分をほかの植物から取るため、光合成を行う必要がなく、葉は退化して鱗片状
となります。16世紀に日本に訪れた南蛮人が使っていたパイプに花形が似ていたためこの名がつけ
られたそうです。別名「オモイグサ」の名は室町時代まで親しまれていたといわれています。
野草の名前にもそれぞれ由来があり、色や姿形から連想したもの、匂いや開花時期からと、
調べてみると以外に面白いものです。
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